料理人を通して見る、知る 食の世界「キュイジニエ・オンライン」 CUISINIER ONLINE

    Feature特集

    Album 太田シェフ出版記念パーティ

    2018年3月、シェフ太田哲雄さんの著書、『アマゾンの料理人』の出版記念パーティが行われました。その様子を写真でお届けします。

    太田哲雄(写真左) 1980年生まれ。日本のイタリア料理店に勤務後19歳でイタリアに渡り修業。その後スペイン「エル・ブジ」、ペルー「アストリッド・イ・ガストン」等で研鑽を積む。帰国後は料理教室の主宰、飲食店へのカカオの卸業等幅広く活動。カカオは「アマゾンンカカオ」と名づけられ、太田氏と交流のあるシェフ達の店等で使用されている。著書『アマゾンの料理人 世界一の“美味しい”を探して僕が行き着いた場所』(講談社)には、太田氏の各地での経験が綴られている。

    PHOTO: CUISINIER編集部

    Fin.

     

    取材後記

    パーティには太田シェフと日ごろから交流のあるシェフ十数名が集まりました。都合がつかなかったシェフもいらっしゃいましたが、この日のために仕込んだ料理が会場に届いており、現場のシェフ達の手で仕上げられていきました(全てアマゾンカカオを使用したものだったそうです)。テーブルに並んだ料理は、イタリアン、フレンチ、中華、パン、スイーツなどバラエティゆたかで、シェフ同士、お互いの料理を味見し、意見し合う光景も見られました。また、当日いらしたシェフは、とくにイタリアンの方が多かったのですが、パーティの後半にパスタを作り始めると、それぞれに店をもつシェフが並んでフライパンをあおり、会場をにぎわせていました。

    終盤、太田シェフがペルーの代表的な料理「セビーチェ」の作り方を実演した際は、シェフの方々も他のお客さんに混じって最前列でくいつき、自由に質問をなげかける場面も。空気がすっかり和んだところで、太田シェフのスピーチがあり、閉会。

    太田シェフはこの日、つねにまわりに気を配りながら動き、パーティが終わってからも、来場者と話し、著書にサインをしてと、忙しくしていました。

    (著書『アマゾンの料理人』に関連して、編集部は後日インタビューを行いました。その内容は「太田哲雄 カカオを通して僕ができること」に掲載しています)

    円柱状に冷やし固めたオパリーヌ

    ところで、このパーティには、本サイトで連載取材しているヴィラ アイーダの小林シェフ、マダムの有巳さんも参加されていました。おふたりは当日の朝に羽田に到着し、会場が築地ということで、場外市場で朝ごはん。小林シェフは、イタリアンのシェフが多く集まっていたことに、緊張がすこしやわらいだようでした。

    そして翌日は、新宿で行われていたカメラマン中本浩平さんの個展へ。中本さんと小林シェフは、シェフのイタリア修業時代からの間柄だそうです。中本さんは昨年から1年間、シェフとヴィラ アイーダを、「五感」をテーマに撮影し、このときに展示されていたのはその一部だったようです。会場では立食スタイルでのランチの提供があり、編集部員がたずねると、小林シェフは和歌山で仕込んできたホロホロ鳥の料理などを仕上げ中。東京でも料理ばかりして、和歌山に帰って行きました。